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自己と他者

役割 ⇒ その人が占める社会的地位に付随して期待される行動様式の総体

@役割取得(ミード):他者からの期待を相手の位置に身を置いて認識し,それを自らのうちに取り入れることで自分の役割行為を形成すること

A役割形成(ターナー):他者にはたらきかけ,他者の役割期待を変化させて再構成すること

B役割距離(ゴフマン):他者の期待と少しずらした形で行動すること
 例)外科医が手術室で冗談をいう

cf.ホモ・ソシオロジクス(ダーレンドルフ)
 →他者や社会の期待に拘束され,受け身的に自己の行為を形成する人間

  感情操作(ゴフマン)
 →組織から期待される役割と自分自身との間に葛藤が起きたとき,社会的な感情ルールに適合するように自己の感情をコントロールすること

【過去問】
役割概念に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。(平成14年)

 1 人間の「役割形成」は幼少期になされることが多いので,他者からの役割期待とはあまり関係がない。
 2 人間は,他者の期待の重みに耐えかねて他者の期待とは異なる「嘘の自分」を演技することが多いが,これを「役割モデル」という。
 3 人間は幼少期に他者からの役割期待にこたえようとして無理な努力を行うことがあるが,それを「役割猶予」という。
 4 人間は,一定の場面にふさわしく見える自分を演技によって操作する場合があるが,これを「役割距離」という。
 5 人間の自我は,他者からの期待を認識して自らのうちに取り入れる「役割取得」を通じて形成され,発展していく。


【解答】
 正答 5
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